anzai  ayumi

There are not eomotions.

But have always been there.

 人を描いているのに個人ではない

ひとりなのに不特定多数のように

フェイクより現実∽リアルな事物は

遠くて近いけど触れない

とらえなおすは

客観的な見え方と似ている

そんなフィクションドキュメンタリー

 

 

小さい頃に遊んだ「ままごと遊び」のように

身の回りの出来事を派生させ、モチーフにしています。紙や大きさ、制作環境など限られた範囲の中での自由さが私には丁度良いのです。紙の上での作業くらい、のびのびと遊ぶ、制作過程でそんな自由さくらいあってもいいのではないかと思うのです。

小さな子どもは、大人の行動や初めて見たものを真似することで、さまざまなものを理解し身につける。同様に日々の生活や人の行動には滑稽な点や、不思議に思えることがまだ多く存在するため、これらを真似すれば世の中の成り立ちを少しは理解できるのかもしれない、と思ったことが私の制作の出発点です。

私の作品は内面的な感情をあまり含まず、小さい頃に遊んだ「ままごと遊び」のように身の周りの出来事を真似したり、派生させたりすることで、よりいろいろな人との距離を近づけられたらと思います。